通信制を超えた学校の戦略について

高等学校には、全日制と定時制、そして、通信制があります。全日制と定時制は、平日の毎日、学校に通って授業を受けるという形態をとっていますが、通信制は、基本的に自宅学習が主で、その合間に適宜スクーリングや試験を行うタイプの学校です。

この通信制の高等学校は、今のようにインターネットのような通信環境が整えられる前から、郵便などの通信手段を用いて、レポート等のやり取りをしていました。

しかし、インターネットの普及によって、通信制という枠組みを超えた学校教育が可能になっています。

それは、生徒を学校に集めて、数十人づづ各教室に分け、同じような授業を繰り返し行うという現行方式を授業を動画にしてインターネットで配信することで、学校に通う必要性をなくせて、かつ、生徒の自主性を高くできるというものです。

また、授業以外の学校と生徒との連絡や生徒同士のコミュニケーションは、インターネット内のSNS等を上手に使うか、学校独自の通信システムを構築することで解決できます。

今の高等学校は、原則として単位制をとっていますので、このようなインターネットを使った自宅待機形式の学校教育は十分可能ですし、卒業も単位を満たして人から順に行うこともできます。

このように、通信制をより発展させた形式の学校教育は、今のインターネット環境があれば十分できますし、現に、戦略的にインターネットを積極的に導入したサイバー高等学校や大学は、すでに存在しています。

このような学校教育では、通学や硬直的なカリキュラムから生徒を開放できるという利点もあり、将来的には、小中学校も含めて受け入れられるでしょう。

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